この日はHさん、Kさん、Sさんの3人。来週から夏休みでKokokaも休みに入ります。Hさんはオーストラリアに帰国(きこく)。淋(さび)しくなりますね。でも、またいつか帰って来られますように。オーストラリアもビクトリア州で感染者(かんせんしゃ)が増えているそうですから、気を付けて。
さて、今日は先週お休みだったKさん、Sさんに先週話したことをHさんに簡単に説明してもらいました。ネット依存について話していたら、Kさんもケータイを持たない生活をしていることが分かりました。ケータイがなくても生活できるし、いつもSNSでつながっていなくても、会ったときに話す事や驚(おどろ)きがいっぱいあって楽しいのだと。全くその通り〜と私も思いました。
今日は住宅について話したいとのことです。京都に住んでいて空き家が多いのにみなさんびっくりだそうです。実(じつ)は私も近所(きんじょ)を散歩(さんぽ)していると空き家(あきや)、壊(こわ)れかけた家、屋根(やね)が傾(かたむ)いている家が多いのに驚(おどろ)きました。オーストラリアは反対(はんたい)に住居不足(じゅうきょぶそく)だそうです。それで、どうして誰も住んでいない家をそのままにしておくのか知りたいとのことでした。
京都ではなぜ空き家が多いのでしょうか?HさんやKさんの知り合い(しりあい)も自分たちが住んでいる家の他に2件、3件と家があり空き家にしているそうです。たぶん古い家が建(た)っていれば税金(ぜいきん)が安いからだろう、所有者(しょゆうしゃ)がわからないからだろう、仏壇(ぶつだん)をそのままにしているから面倒(めんどう)くさいのだろう、日本人には自分の生まれた家や土地(とち)を手放(てばな)したくないと思う人が多いのだろうなど考えが出ました。三人ともこのようなことは実(じつ)に非合理的(ひごうりてき)だと思っています。古い家をそのままにしておけば、危(あぶ)ないし、見た目も綺麗(きれい)じゃないし、まだ使えるのにもったいない。綺麗にして貸すとか売るとかすればとても合理的、経済的で、多くの人や地域に役に立つのじゃないか。色々と話が広がりました。
先日、友人で長く弁護士事務所(べんごしじむしょ)で働いていた人に質問してみました。一つの理由は遺産相続(いさんそうぞく)の結果(けっか)、持ち主(もちぬし)が多くなり、しかも自分が遺産相続(いさんそうぞく)していることも知らない人が沢山(たくさん)いるそうです。よって多人数の相続者(そうぞくしゃ)がいてもそのうちの誰かが税金を払っていれば市はそれでいい、もし所有者(しょゆうしゃ)が複数(ふくすう)で分からなくても市はそれを調べると言うことをしないようです。その地域(ちいき)の30%以上が空き家になると地域は破綻(はたん)すると言われています。京都もその前に何とか対策(たいさく)をとって綺麗なまちづくりをしてほしいですね。
Hさんから最後だからと心のこもった贈りものをいただきました。ありがとう!おどろいたのは中に入っていた手紙。絵がとてもかわいくて手紙を書いていた時間とその気持ちがとても嬉しいです。Kさんは9月から仕事が始まるそうです。きっと楽しいクラスになるでしょう。頑張って下さい。Sさん夏休みはお子さんといっしょに楽しんで下さい。
今日使った言葉:充電(じゅうでん)、交差(こうさ)する、ぶつかりそうになる、文章力(ぶんしょうりょく)、住宅(じゅうたく)、空き家(あきや)、#件(けん)、税金(ぜいきん)、生活環境(せいかつかんきょう)、閉校(へいこう)、空き地(あきち)、傾く(かたむく)、文科省(もんかしょう)、所有者(しょゆうしゃ)、投資(とうし)、合理的(ごうりてき)、飼(か)い始める、育(そだ)て始める、仏壇(ぶつだん)、経済的(けいざいてき)、移民(いみん)
気を付けましょう:
自動詞(じどうし) 他動詞(たどうし)
〜が開く 〜を開(あ)ける SNSをあける
〜が動く 〜を動(うご)かす 仏壇を動かす
〜が傾く 〜を傾ける 屋根が傾く