2020年12月5日土曜日

12/03/2020

 あれよあれよという間に12月です。そして、来週からKokoka日本語教室は冬休みに入ります。もう紅葉も色あせ、落ち葉(おちば)になって通りを赤や茶色に染(そ)めている方が多いくらいです。

今日は常連(じょうれん)さんの中国からの留学生LさんとオーストラリアからのSさん。二人ともすっかり会話相手として仲良くなったようです。

今日のテーマは「食品ロス」。いつものように食品ロスというのはどういう意味かを説明してもらうことから始めました。「食品ロス」というのは食べられるはずの食べ物がごみになって捨てられているという社会問題のことです。説明(せつめい)もだいぶ上手に言えるようになりました。例えば、食べ残(のこ)し、売れ残り、賞味(しょうみ)期限(きげん)切れのものがありますね。食品ロスという社会問題は先進国(せんしんこく) に限(かぎ)らず、発展途上国(はってんとじょうこく)でもあるとLさんが教えてくれました。中国はまだ発展途上国と認識(にんしき)されています。国と個人のGDPに格差(かくさ)があるからだそうです。では、なぜ食品ロスが問題になっているのか考えてもらいました。原因(げんいん)は色々あると思いますが、獲(と)りすぎ、作りすぎ、仕入れ(しいれ)すぎ、一人が食べられる以上の食べ物を取り過ぎ、賞味期限が厳(きび)しすぎ、など出ました。では、できることは何か?コンビニや商店(しょうてん)は仕入れをコントロールすればいい、食べ物をとりすぎないようにすればいい、賞味期限切れの物はもっと安く売るとか困っている人を助けるNPO団体(だんたい)に寄付(きふ)できるようにすればいい、宗教団体(しゅうきょうだんたい)(例えばお寺や神社)が中心となってホームレスや困っている人向けに食堂をすればいいのではという考えを話し合いました。アメリカにはキリスト教の教会が週に一度スープキッチンという食堂を開いています。日本にも「子ども食堂」というのが地域(ちいき)にあります。これらがモデルになってまだ食べられる食料品を使えるようにしたらどうかと話しました。少なくとも個人レベルでの食品ロスがないよう生活したいものですね。

今日のテーマもよかった!Sさん、ありがとう。

今日使った言葉:先進国(せんしんこく)、発展途上国(はってんとじょうこく)、条件(じょうけん)、格差(かくさ)、政策(せいさく)、賞味期限(しょうみきげん)、菓子(かし)パン、豆乳(とうにゅう)、大豆(だいず)、小豆(あずき)、緑豆(りょくとう)、乾物や(かんぶつや)、仕入れ(しいれ)、寄付(きふ)、倉庫(そうこ)、業者(ぎょうしゃ)、物資(ぶっし)、宗派(しゅうは)、信者(しんじゃ)、移民(いみん)、缶詰(かんづめ)、副作用(ふくさよう)、就職氷河期 (しゅうしょくひょうがき)、引き払う(ひきはらう)、追い出す(おいだす)、目を通す(めをとおす)、ゼミ、セミナー

 

気を付けましょう

アパートを引き払う vs        アパートを追い出される

 アパートを引き払って車の中で生活をしていた。 

 家賃(やちん)が払えなくてアパートを追い出された。

〜に目を通す

 書類(しょるい)に目を通す   契約書(けいやくしょ)に目を通す

 

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