来週になるとまた寒気が戻ってくるとか。今週はそんな冬のちょっとの中休みでした。今日の学習者は14人、ボランティアは11人。中国、オーストラリア、ベルギー、フィリピン、ヨルダン、韓国などから学習者が集まりました。
今日新聞記事を読んだのはいつものCさん、先週に続き中国四川省出身のTさん、そして初めて参加した韓国のIさんでした。Iさんはお連れの仕事上時々京都に滞在することがあるそうです。今回は二ヶ月間の滞在。今日は今朝の京都新聞から「京都大原暮らし翠の記#6、里の年末年始 2 年の瀬に響く 山本陽平」「身と心にしみる除夜の鐘」を読みました。
まず、それぞれのお里の年末風景を語ってもらいました。Cさんの地方ではアイスクリーム、Tさんの地方は豚を燻製にし、スモークベーコンを作って食べる、Iさんは餅を食べるそうです。トッポギではなくトックップというそうです。同じアジアでも住んでいる地域によって随分違いますね。
大原は皆さん聞いたこともなく、もちろん行ったこともないそうです。簡単に行き方、三千院としば漬けを紹介しました。以下のように記事を読みながら理解を確認。
筆者が年末を感じるのは何か。
修験道とは、山伏とは、托鉢寒行とは何か。
いつもの年末の音が聞こえなくなったのはなぜか。
托鉢寒行はどのように行われるか。
無病息災、商売繁盛、風物詩とはどういう意味か。
厳寒期とは?そのころは村の風景はどのように変わるか。
筆者は雪が溶けた時にはどのように感じたか。
筆者の通常の大晦日の過ごし方は?
今回の年末はどうしたか。
家族全員で一緒に過ごしたのか?
この時の気温は?
三千院まで行く途中の風景はどうだっか?
三千院に着くまでにある他の寺院は?
境内ではどんなことが行われていたか。雰囲気はどうだったか。
筆者が鐘をつく前にしたことは?
鐘をついて筆者が感じたことは?
その時の空気や心情が表現されていたので学習者はぜひ行ってみたいと言っていました。なかなか京都に住んでいても京都人の日々の生活情報を知ることはないのでしょうか。新聞を読むことで表現方法や何気ない日常の情報に接することができたのは良かったと思いました。言葉の置き換え、一文一文の理解、全体の流れなどよく話す事ができました。
最後にそれぞれの新年の抱負を語ってもらいました。
Cさん:図書館にある自分の専門書(言語学、日本語教育)を国に帰るまでに全部読む。
Tさん: 日商簿記の資格を取る。
Iさん:家族ともども健康でいる。
でした。私は年内に陶芸の薪窯を作り、窯焚きをする、です。
今日使った言葉:滞在、在住、年の瀬、移住、山伏、ホラ貝、托鉢寒行、僧侶、聞き逃す、恒例、音響、暮れ、中旬、集落、持鈴、民家、無病息災、商売繁盛、風物詩、厳寒期、しめやか、里、雪化粧、お決まり、除夜の鐘をつく、就寝、参拝、暗がり、かがり火、道場、住職、振る舞う、鐘楼堂、読経、幻想的、シュロ、撞木(しゅもく)、梵鐘(ぼんしょう)、余韻
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