2024年5月5日日曜日

5/2/24

 京都はゴールデンウィークも観光オーバーツーリズムで大変な混みようです。RさんもIさんもどこへも行かず勉強。Iさんが遅いので不思議に思っていたら、どうもiPhoneの目覚まし時計機能が機能しなかったようでIさんは朝寝坊。Rさんとランチの約束もあるし、大幅に遅れて参加ということになりました。ランチは最近高野に出来た中国江南省料理のお店だそうです。日本人にとっては辛い中国料理と言えば四川省を思い浮かべますが、それよりもっと辛い料理です。来週どうだったか報告して貰いましょう。

 RさんもIさんも週に一回授業に出席しています。中国歴史の専門なのでテキストは全部中国語。でもここは日本なので訓読しなくてはいけません。中国人にとってはちょっと難しいでしょう。日本人にとってもすべて中国語なので10人ぐらいのゼミに2人しか日本人がいません。

 今日は先週、先々週から持ち越した記事「京都人すらしらない〜」と「京都人だけが知っている〜」を読了。その後で「タイパ重視世代の新入生へー言葉の持つ力を研究する京都大学教授のメッセージとは」を読みました。最近、私も新聞読んでいてはて?この意味は?という言葉によく遭遇します。タイパ、コスパ、カスパ などなど。一体なぜこんな造語が連発されるのでしょう。外来語が中国語に入ってくるときはほとんどその言語に近い発音を漢字表記するそうですが、日本語のような切り貼りは珍しいようです。

・川島教授の専門は?

・今年の大学学部新入生の特徴は?

・タイパとは?

・Z世代とは?

・ 時間に効率を求めるのはなぜか。

・不確定要素の多い状況下とは例えばどのような例があるか。

 ・この人はタイパを求めることでどのような問題が出るといっているか。

・ 例えば医療現場ではどのようなことが大切になっているか。

・一方通行の会話と生身の会話は何が違うのか。

・各大学の学長のスピーチで共通していることがあるか。あるとしたらそれは何か。

                「中級の日本語」

 以前にAさんに貸していた「パチンコ」を返してくれました。Aさんはフィクションが好きじゃありません。でもノンフィクションみたいに書かれているのでとてもおもしろかったです。筆者がリサーチをたくさんしたのがよくわかります。先週末は木版画の展覧会に行きました。S先生から昔版画を習っていた人の展覧会でした。とてもすばらしい展覧会でした。

 パチンコのトピックからアイデンティティの話になりました。Sさんはよく「くにはどこ?」と聞かれます。今はAUのパスポートを持っています。17才の時にオーストラリアに行きました。中国にいたときは小さい町から全然違う大きな町に引っ越しました。だからそれまでは中国人でした。今ももちろん中国人のスタイルだけど、もう中国人じゃありません。

 Aさんもイギリス人だけれどオーストラリアにもアメリカにも国籍があります。何人かと聞かれても困りますね。昔はアメリカはメルティング・ポットといわれていましたが、もうだいぶ前からサラダボールという多民族社会を象徴するような言い方が出ています。それを上手くまとめるドレッシングが必要だと。

 私たちは差別的(さべつてき)な考えを全く持っていないといえるでしょうか。例えばアメリカ人は「大きい、太っている、沢山食べる」というようなステレオタイプ的な見方をします。例えば同じ中国人でも北京人や上海人は他の土地の人たちと違うという考えがあります。Auではクイーンズランド人が特別です。

  Aさんは日本では「日本人」と「そのほかの人たち」とおおざっぱにとらえるのが好きだと言います。私たちは 日本人じゃないじゃない。そして、私たちはみんないっしょというのはおもしろいと。

 Sさんの今週の宿題は原稿用紙の使い方。日本語の勉強の方法について書きます。それからスピーチを考えなくてはいけません。2分−3分のスピーチです。テーマは好きな人。Sさんはいとこについて話します。メルボルンに住んでいて、今22才です。移住したいのですが、今学生ビザがおりるのも難しいです。大学に入学できても、ビザがむずかしいです。最近きびしくなって時間が長くかかります。だから、たくさんの人がアルバイトをして、不法滞在をしています。

 

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