2024年3月9日土曜日

 3/7/24

  2ヶ月ぶりにAさんが帰ってきました。寒がりやのAさんはオーストラリアで夏を過ごし、また京都へ。でも、京都の冬はもうそろそろ終わりそうだからよかったですね。さて、オーストラリアでどんな時を過ごしたのでしょうか。

 メルボルンの出版社に行って、ずっとZoomで話していた人と対面で話すことが出来ました。それはとてもよかったです。編集の人にもディレクターにもあいました。一緒に来月出版される本のお祝いをしました。(Aさんの本が出版される)みなさんとても期待しています。最後にでたレビューはとてもよかったです。これは本を売る人のためのレビューでした。この本はアボレジナルの伝承(でんしょう)で作られた本です。アボレジナルはオーストラリアの先住民(せんじゅうみん)です。六つの物語がはいっています。アボレジナルの絵も私が描きました。最初の絵はアボレジナルの絵、そして次に本のタイトル、そして私の絵。オーストラリアではアボレジナルとヨーロッパからの移民はちょっと大変です。でも、私とそのアボレジナルとは信頼関係があります。去年国民投票がありました。政府は憲法(けんぽう)にアボレジナルを入れるかと言う問題です。注:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230830/k10014178681000.htmlオーストラリアの先住民、アボリジナルとトレス海峡諸島の人たちをオーストラリアの「最初の人々」であることを憲法に明記することや、先住民の声を政策に反映しやすくするための専門機関の創設を憲法に盛り込むことの是非を問うもの)でも、結果は上手く行きませんでした。ニュージーランドのマオリの人たちの立場と比べるとずいぶん差別的ですが、オーストラリアのアボレジナルには多くの部族がありむずかしいのだそうです。Aさんの本は英語とアボレジナル語が対訳で入っていて コンテクストがブレンドされています。そして、終わりに注釈をつけました。来週もってきます。芸術、物語、文化に関係していますから、図書館やギャラリー、学校などに置いてもらえるとうれしいです。一冊30ドル。

 猫は大丈夫でした。今、日本人の女の人と住んでいます。彼女は35歳ぐらいの人で、以前はJALの客室乗務員(アテンダント)でした。その後、国際的な薬品会社に勤め、今はサーフショップで働いています。責任、ストレスがあまりなくて幸せそうです。シドニーにBFがいます。

 他には、映画をたくさん見ました。日本で他の国の映画はサブタイトルが日本語なのでなかなかわかりません。フランス語とスペイン語はわかりますが、例えば、ドイツ語の日本語の翻訳を読むのは大変です。オスカーの他の言語の映画をたくさん見ました。

 来週、友だちがロンドンから京都に来ます。二条城の近くの小さい民宿に泊まります。来月はフランスの友だち。私の家には泊まりません。祇園にあるザ町家エビスヤという高いホテルに泊まります。

 今週末は京都ジャーナル最新号のパーティが祇園の小さい旅館でありますから、それに行きます。4月には武生で版画の展覧会があります。5日に日帰りで行ってくる予定です。S先生は日によってとても独立心がつよいです。S先生のの学生5人がこの展覧会に入選しました。

 最後にパーフェクトデイズの話を少ししました。私も家で絵を描き、エアコンだけで何とか生活し、毎晩銭湯へ行く。湯たんぽ、布団、炬燵で冬は大丈夫。ミニマムな生活です。家の中は本と絵の道具だけです。何だかパーフェクトデイズの男の人の生活に似ています。

 さて、京都に帰ってきたAさんは相変わらず忙しい毎日を楽しむことでしょう。

今日使った言葉:対面(たいめん)、編集(へんしゅう)、先住民(せんじゅうみん)、伝承(でんしょう)、移民(いみん)、信頼関係(しんらいかんけい)、憲法(けんぽう)、 言語(げんご)、最新号(さいしんごう)、独立心(どくりつしん)

気を付けましょう

・〜のおかげで VS 〜のせいで

S先生のおかげでたくさん版画(はんが)のテクニックをならった。

お天気のせいでかぜをひいた。

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿