2024年9月20日金曜日

9/19/24

 昨夜は中秋の名月、今日から彼岸の入りです。暑さ寒さも悲願までと言いますが、今日も猛暑。湿度も高く、秋の印象はあまりありません。

                上級の日本語

 今日も賑やかな日本語スペースでした。RさんとCさんはお休み。Iさんはこれから帰国までGroLivingの住人になります。Kさん、Jさん、Yさんと四人で話しました。Yさんが絞り染めを習い始め、伝統文化を守る人が少なくなっていることについて話し合いました。中国でも伝統劇、京劇を続ける人が減少しています。京劇の存続は国の役割ですが、地方の演劇黄梅は本場が安徽省だから存続は省の役割です。日本と同じく若い人はこのような伝統芸能に興味を持たないので続けることが難しいです。日本の伝統文化に関する技術なども後継者がいなくて問題なのと似ています。歌舞伎など世襲制の強い伝統芸能の話から戸籍についても話しました。中国の戸籍は2000年前に遡り、木簡のように竹の書いた物を繋いで記しました。日本の戸籍制度は中国から来ているのですね。

 今日は京都新聞18日の記事で『文化庁の国語世論調査「もふもふ」五割超が使用』 です。

・この調査をおこなったところは?調査結果で分かったことは?

・筋金入りとは?

・それぞれの慣用句で新しい意味と本来の意味の違いについて説明してみよう。

・新しい表現四つを使って文を作ってみよう。 

 中国語でキュンキュンの使い方と似ているのが「小鹿乱撞」。胸の中で小鹿がぶつかる音を現してしているそうです。毎日聞く強調を表現する「めっちゃ」ですが、その前は「超」が流行りました。2018年に台湾からスタートした若者言葉だとJさんが教えてくれました。英語ではI have butterflies in my stomachでしょうか。ちょうちょで表現するのと似ています。

 もう一つの記事は『夫婦別姓』に関してでした。中国は結婚したから姓が変わるという事はありません。イスラエルは女性が大抵夫の姓を使います。時々好きな名前に変える場合もあります。でも、中国もイスラエルも子供は夫の姓を使います。姓も名前も自由に好きな変えられたらいいねという話もしました。

 中級の日本語

先週から上級の日本語参加者が中級に残ってくれ、色々な話をしてくれます。時間になってもLさんが現れず、どうしたのかと思ったら寝坊。まずは今週何をしていたのか話してもらいました。 Lさんの専門は土木で業者の人も一緒に土の実験をずっとしていました。今していることは地震(じしん)の液状化(えきじょうか)がおこるときに地面(じめん)がどのようになるか

中空ねじりの実験(じっけん)です。毎年のように地震がおきる日本です。じしん被害(ひがい)の研究(けんきゅう)がすすむといいですね。

 Yさんが以前にセクハラをうけたことから自己防衛(じこぼうえい)のためにKarav maga・クラヴマガをならったそうです。それで、それについて話してくれました。「今でも戦火(せんか)の絶(た)えない紛争地帯(ふんそうちたい)をかかえるイスラエルで、軍(ぐん)、警察向け(けいさつ)に開発(かいはつ)された生き残(のこ)るための戦闘術(せんとうじゅつ)」で今は一般(いっぱん)の人たちも使えます。Lさんが「ちょっとおしえて」というのでデモンストレーションをしてもらいました。

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