2018年8月4日土曜日

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連日京都は38度以上の猛暑。昨日は39度、今日は39.8度。命に関わるような危険な暑さと警告されている。そんな中、参加者は16人。外を出歩いているよりはkokokaに来ていた方がいい。出身国は台湾、中国、シンガポール、ベトナム、米国、ルーマニア、カンボジア、韓国、フィリピン。私は今日で最後のOさんとベトナムのFさんと話す。
 FさんにOさんのこの三ヶ月弱の滞在について聞いてもらう。今回の旅の目的、予定どおりにしたいことが出来たか、何が一番楽しかったか、台湾に帰ってすぐにしたいことは何かを中心に話してもらう。第一の目的は何と日本語の会話練習だったそうだ。月曜日の休館日以外は毎日kokokaで会話練習。ほとんど午前と午後のクラスに参加している。これだけ熱心に練習すれば上手になるはずだ。休みの日にはせっせと観光と美味しい物ハンティング。京都の観光地やレストランについては私よりもよく知っている。随分色んな所を紹介してもらった。楽しかったことは苔寺、瑠璃光院、延暦寺を見て回ったことだそうだ。Oさんは日常会話をおし進める力がある。今度帰ってくるときまで台湾でも練習し、会話力を維持できると良いのだけれど。
 話の流れからFさんの生活環境について話す。ベトナムにいるときに京都での実習がとても良かったと聞き、期待を持って来たものの冬の暖房、布団が十分でなかったこと、夏は冷房がないため部屋が暑くて寝られないことなとがわかった。実習生の生活環境を整えておくのが雇い主の義務のはずだ。「冬は暖かく生活できるように、夏は涼しく生活できるように準備するべきだ」という表現を練習する。日本人としてはとても恥ずかしい。Fさんの若さと明るさで何とか2年近くきたもののあと1年、何とか過ごしやすくなる事を願う。ミーティングで外国人のための法律相談を勧めてみたらどうかと言う意見が出た。
Oさんが元気でいる限りはまた日本へ来てくれるだろう。彼女と知り合えて台湾について大いに学ぶところがあった。

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