今日は七夕。毎年木曜午前会では学習者に短冊にそれぞれの願いを書いてもらい竹に飾ります。今日は10人の学習者が集まりました。
最近毎週参加してくれている韓国のKさんとウクライナのOさんの願いです。ボランティアのSさんと私はみんなの日本語上達を願いました。七夕の初・中級者むけの簡単な読み物があったので、日本の七夕まつりについて少し学びました。韓国にも同じ祭りがあるそうです。キョヌアシニッヨといって韓国語で彦星と織姫という意味です。ウクライナではこの日、古くからの迷信があって、恋人同士が手を繋いで焚き火の上を飛び越えたり、裸で海に入ったりします。焚き火をとび越える時、二人の手が離れなければ恋が実るだろうと言い伝えられています。
読み物を読んでいて結婚してすぐの人たちをポカポカと言うかというオノマトペについて質問がありました。この場合はホヤホヤですね。新婚ホヤホヤと言います。ポカポカは春の暖かい日に使います。よく似た表現でホカホカもあります。こちらはよく食べ物に使います。スチーマーから出したばかりの中華饅頭や、焼きたののパンにも使えます。短冊を吊るすという表現から他に何を吊るすかも話しました。そこで、話題になったのが、てるてる坊主。てるてる坊主を吊るすと言いますが、毛が生えてない頭はツルツル。喉越しがいいそーめんやうどん、蕎麦もツルツルと言います。オノマトペは難しいですね。七夕の歌にも「サラサラ」「キラキラ」の言葉も出てきます。
七夕談話で時間がなくなり、今日は京都新聞の「月や火星移住へ共同研究」という短い記事だけ読みました
共同研究とあるが、どことどこの研究か。
記者会見でどんな研究だと言っているか。
月に住むと何が問題になってくるか。
そのためにどのようなことを開発しているか。
いつ移住できるように研究を進めているか。
住む環境はどんな形をしているか。
重力を得るためにどのようにすると言っているか。
重力が低いところではどのようなリスクがあるか。
他にもどんなことをしようとしているか。
チーム代表の意気込みは?
KさんもOさんもこのような環境には住みたくないそうです。まず自然がないからという理由。そこから人工的な環境による弊害なども話しました。宇宙のごみや生活環境のゴミの話も。日本に住んでいていかにゴミが多いか二人とも実感しています。ドイツの例を挙げて、ビンなどはリサイクルすればお金になること、韓国は生ごみは重量で料金が変わるためなるべく量を減らすように各家庭で工夫しているなど。地球環境がどんどん変わる中で毎日の生活で変えられることを変えなくてはと思います。
今日使った言葉:銀河、天の川、短冊、移住、人工的、重力、居住施設、収容人数、師匠、回避、ぶっ飛ぶ、発想
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