2024年4月4日木曜日

4/4/24

  昨日は一日中雨。今日は曇り空とはいえ16℃ぐらいの春の気温。鴨川沿いの桜が五分咲き七分咲きと華やかになってきました。

 Kさんはまた曜日を間違えたのか欠席。Rさんは元気な顔を見せてくれました。4月中旬の論文締め切りがあって忙しい毎日、Iさんはお天気が良くなかったからかまた寮にこもっていたそうです。

 最近新聞を賑わせている記事と言えば「紅糀」、それに昨日は台湾の地震。Rさんの先輩はちょうど台湾に帰ったところでした。でも台北市なので余り大きな被害はありませんでした。沖縄にも影響がありました。  

 大きな記事はたくさんあるのですが、今日選んだ記事は京都新聞4月2日の「権力表現のファッション史」です。

・日本の権力者は力を誇示 するために何を利用してきたか。

・この様な傾向をなぜ『普遍的』といっているか。

・アクセサリーとは?アイテムとは?

・冠は最初どのように使われていたか。その後、どのように使われたか。なぜ冠だったか。

・平安貴族が権力や経済力を表現するためにどのような衣装が生まれたか。

・その後女性のどのような衣裳に発展したか。

・同じような傾向の衣裳は西洋でも見られるか。

・日本で一番権力の象徴として使われた色は?それはなぜか。

・武家社会では紫はどんな階級の人が使ったか。明治時代ではどうか。

・古代中国ではどのような色が高貴だったと言っているか。それがどのように変わったか。

・『衣服で権威を表す手法の多くは、人間の本能的な感覚を利用している』とあるが、どういうことか。

・「垣間見え」とは?

 12単衣という衣裳を聞いたことがないというのでYouTubeで着方を見てみました。たくさん着るわけですから、まず「重い」、立って歩く様に作られていないということを学びました。Rさんは夏は暑いんじゃないかと疑問を持ったので調べると、うすい透けてみえるような素材を使ったという事がわかりました。それにしても暑いですよね。論語にある「紫の朱を奪う」という中国語の表現は「悪紫之奪朱成」(子の曰わく、紫の朱を奪うを(くに)悪む。だそうです。一般的には「邪不圧正」をつかうそうです。どんな時に使うか聞くと『小説の中だけ』という答が返ってきました。余り日常的には使われないようですね。


 残った時間で先々週からもちこしている「京都人すら知らない食堂メニュー」の続きを読みました。関東のたぬきうどんと京都のたぬきうどん違い、「しっぽく」「のっぺい」「かやくとじ」「にゅうめん」「木の葉丼」など私でも余り違いがわからず、今度一通り食べてみなきゃと思いました。ましてやIさん、Rさんの用に食べたことも聞いたこともなく生活用語が一杯のこの記事はとても難しかったようです。

今日使った言葉: 誇示、普遍性、アクセサリー、アイテム、ステータス、シャーマン、中枢、十二単衣、畏敬、視認性、襟元、袖口、尊い、間色、邪道、垣間見える、たく、あん、あんかけ、だし、油揚、ばかす、上手(うわて)、かまぼこ、麩、三つ葉、具、ゆず、錦糸卵

        『中級の日本語』

    今週からGloLivingの住人Sさんが中級のクラスに参加することになりました。

 Sさんの出身は中国の南ですが、Auに移住。ワーホリで日本に来たばかりです。ご家族もつい最近まで京都に来ていてあちこち観光をしていました。先週家族と一緒に清水寺へいきました。すごい人でした。11時ごろでした。桜はなかったのに混んでいました。先々週は毎日雨でした。大阪へも行きました。とてもモダンなまちですね。今週は日本語学校のオリエンテーションがあります。オリエンテーションは中国語、韓国語向けと英語向けとわかれています。是はちょっと変だと思います。来週から日本語の勉強が始まりますが、ワーホリと言ってもしごとはまだきまっていません。できればホテルであるばいとしたいです。今、京都は桜シーズンに入り、どこも観光客でいっぱいです。観光するなら、あまり人でこんでいない相国寺、大徳寺、鞍馬、比叡山などがいいかもしれませんね。

Aさんとお互いに自己紹介をしました。ふたりともオーストラリアから来ています。その後で、Aさんのしゅくだい「酒ワールドイベント」の報告(ほうこく)をして貰(もら)いました。

 先週末、酒ワールドというイベントで日本のお酒のくらもとがあたくさんお酒のしょうかいをしました。その中で外国からのくらもとがひとつだけありました。名前は「アイランダー」といいます。とても人気がありました。みなさん興味をもちました。アイランダー酒造は酒をみっつ作っています。ひとつは日本酒とコーヒー、もうひとつは日本酒と果物、そして、たぶん日本酒の大吟醸(だいぎんじょう)か吟醸酒です。私はコーヒーとのブレンド酒をのんでみました。ハワイのコナコーヒーです。これはすごくおいしかったです。果物のはつまらなかったです。なぜかわかりませんが、色々な果物はあまいので私は甘いおさけはすきじゃありません。パイナップル?マンゴー?バナナ?どんな果物をつかっているかわかりません。酒ワールドにはいって、まずはじめに15枚のクーポンをもらいました。もっとクーポンがいれば、お金を払って買えます。例えば、ハワイのコーヒーのブレンド酒はクーポン二枚でおちょこいっぱい飲めます。でも、大吟醸は高いのでたくさんクーポンがいります。色々なお酒がありましたからどれが一番おいしかったかは決められません。このイベントは11時に始まりました。日中おさけを飲んで、とても混んでいたけれど楽しかったです。

 それから、オッペンハイマーを見ました。もちろんアメリカの見方でしたが、とてもおもしろかったです。映画の中で、原爆(げんばく)をおとす町を選ばなくてはいけなかったです。12の街の中からひろしまとながさきを選びました。けれど、初め選ぶとき京都はリストからはずされました。それがわかって、とてもショックでした。思ったより良い映画だとおもいます。

 先斗町のあたりのホテルにとまっているフランス人の友だちともちょっとつきあいました。どこもとても混んでいたけれど、先斗町にあるドアに名前がない居酒屋は雨が降っていたからとてもすいていました。ラッキーでしたね。その友だちは12人のツアーで京都に来ていますから私はずっと一緒にいなくてもよかったです。

 明日越前に行くから京都駅の前で友だちと会います。版画の展覧会をみて、越前ソバを食べます。ソバはルバーブの家族で米や小麦の家族ではありません。

 来週は越前での展覧会とソバのレポートがあるでしょう。楽しみです



 

 



 

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