2018年7月7日土曜日
5/10
昨日の朝は4人しか学習者が集まらなかったそうだ。今日も少ないかもという予想どおり今日は5人。ボランティアは8人。一人につき二人のボランティアということになる。中国からの高校生Iさん、台湾の旅行者Cさん、PさんとインドネシアのTさん、中国人のKさん。私は台湾から旅行できているCさんという若い女性とチームを組んだ。中級のテーブルに座っていたけれど、話してみると上級会話運用能力はある。台湾の塾で週一回日本語を勉強しているらしい。日本「に」旅行していると助詞の使い方は難しい。早速「説明」を試みる。「この世界の片隅に」に感動したという話から、どうして感動したのかを説明してもらう。この説明はほぼ達成。小さい間違いやつっかえ部分を指摘し、資源と食材の使い方の違い、「言っている」と「言う」の違いに気づかせる。状態、伝達での使い方に発展練習する。「QW〜か考えている」、「〜ば〜ほど」も練習。日本がなぜそんなに好きなのかという質問には「言葉」がとても面白いのだそうだ。万葉集の歌の綺麗な響きや意味も興味があると。白石一文の本、アニメ「言の葉の庭」が大好きだそうだ。日本語がもっと上達したら日本の本を翻訳したいそうだ。現在は塾の英語の先生。コロンビア大学の卒業生でもある。語学学習に対する意識がしっかりとしていると感じた。
4/26
今日は学習者、ボランティア各8人でほぼ1対1。Kさんと私、二人でやる気満々の台湾からの旅行者二人CさんとLさん担当。二人ともアメリカの大学で学位を取ったリタイアー組。日本が大好きで1年に1回レンタカーで日本の各地を夫婦で訪ねているらしい。中国語の対応可能な日本語の語彙力があるので会話能力はある。しかし、きちんと構造を把握していないため伝達出来ないことも多い。助詞がよく抜ける、語順が整理されていない、語型が作れない等のため、会話を止めながらその都度説明、理解、練習へと発展してみた。私たちにぴったりの先生だと誉められた。(笑)Cさんはニューヨーク大学の統計学の教授で心理学の本を執筆中。ロサンゼルスと台北に半分ずつ住んでいるらしい。Lさんは森林学の専門家。どちらも定年退職後も活発に活動している。
4/19
今日も少ないと思っていたら、始まる直前に人が集まり16名。シンガポール、台湾、ラオス、ロシア、イギリス、中国、インドネシア、韓国、アメリカからの学習者。トピック担当の人が日本の部屋の名称を紹介していた。Pさんがまた現れた。彼の英語の授業が始まり来られなくなったとばかり思っていたらそうではなかったらしい。Cさんは台湾に帰ってしまった。彼に加えて新しくベトナム人のMさん、イギリス人のSさん、旅行中で台湾人のKさんの計4人。Kさんは台湾に帰るので一回切りの参加。Mさんはシンガポールで出会った日本人と結婚。なり染めを話してもらった。Sさんは東京からながれてきた英語教師。3人とも中級下あたりの会話力だろうか。
自己紹介に質問をしあうという形で、表現に躓く点、間違いやすい表現を拾って練習する。メイさんの「ました」のシの発音がスに聞こえる。「住んでいます」と「住みます」の違い、いつ「〜ています」を使うか、「に」と「で」の使い分け、「と」と「とか」の使い分け、「で」話す、助詞はいつも課題のようだ。お互いのバックグランドがわかったので、来週来ればここから会話を更に発展できそうだ。
ここは交流の場であって日本語学校ではない。この言葉が端的にこのボランティア日本語教室を表していると思う。塾でもない、家庭教師でもない、個人レッスンでもない〜交流を第一目的とする。面白いコンセプトだと思う。
2018年7月6日金曜日
4月14日
2週間お休み。春休みも入って約一ヶ月ぶりのレッスン。今日は新年度のためか、参加者は7人。ボランティアの方が多くなりました。毎回人数の落差に驚かされます。新リーダーが年と年度の違いを説明。会計年度も合わせたらわかりやすかったかもしれないと思いマッました。Pさんは自分の授業が始まり今日からは欠席だったのでCさん一人の個人レッスンになりました。今回は休みの間に楽しんだことを話してもらいました。桜シーズンだったため、醍醐寺、鴨川、植物園、琵琶湖、大阪造幣局など精力的に回ったそうです。ご主人も台湾から来ていたのだとか。家を出てから目的地までどうやっていったか、どのぐらいかかったかを説明してもらいました。V-stem./Nに行く、来るを少し練習。〜とか〜とかV、〜たり〜たりするも練習。話す材料がたくさんあったのでそれを引き出すよい機会でした。漢字圏の学習者は漢字がわかれば語彙が頭の中でイメージされているようです。発音できなくても筆談できるから面白い。彼女の滞在目的や機関を話してもらう前にもう台湾に帰ってしまうと知らされました。「先生、お世話になりました。」と帰って行きました。たった3回のレッスンだったけれど、台湾でも日本語の練習を続けてくれると嬉しい。
3月15日
今日は参加者が18人ぐらいで、先週ほど満員状態ではありませんでした。先週来ていたCさんとPさんがまた来てくれました。2人に加えてまた新人2人の計4人で始めましたが、もう一人のボランテイアが遅れて現れたので新人2人を受け持ってもらいました。先週の復習から始め、volitional form(意志形)への変換の仕方を平仮名表を使ってきちんと練習。その後で可能形も。動詞の種類は2人とも習っている様子。Cさんは一段、五段動詞、Pさんはグループ1、2動詞。名称が統一されていないので多様な学習者を相手に教えるときはややこしいと思います。「〜ようとしたけれど、〜できませんでした」それに対して「〜してください。段々〜ようになりますよ。」Pさんにとって漢字を覚えるのは難しい、チョーさんにとって日本語でペラペラ話すのは難しい〜などと身近な場面を使って会話してもらいました。2人ともやる気満々、話慣れていないからか時々詰まってしまいます。次回は「どうしたら?ばいいでしょう?」「〜たら・〜ば上手になると思う」を練習予定。学習者が教科書に合わせて学習するのではなく、学習者にあわせて説明を提供するというのも面白いと思いました。
3月8日
今日は、台湾、中国、ベトナム、韓国、フランス、アメリカ、イギリスなど出身国、年齢、日本語能力レベルも目的もまちまちな学習者が22人ほど集まりました。ボランティアは7−8名ほど。学習者は各自レベルを自己申告し、2−3人ほどのグループに分かれて学習。私が担当したのは会話を練習したいという中初級レベルの人たち。簡単な自己紹介から雛祭りについて話し合い、それぞれの国のお祭りや年中行事について聞きました。何月何日、どんなことをするかなど。Pさんがイギリスのガイ・フォクス・デーの説明を始めたときに「王様を爆弾で殺そうとしましたが、殺せませんでした」と言いたいところで突き当たりました。そこで、「Vそう」と「出来ない」を使って色々な場面を考えさせ、説明と練習を試みました。納豆、大文字、パーティ、待ち合わせ、日本語などなど。次回この人たちがまた来れば、動詞のフォーム変換をきちんと練習できればと思いました。Pさんが別れ際に「今日は便利で、楽しかったです」と一言。そんな一瞬を嬉しく思いました。
2018年4月26日木曜日
2月22日国際交流会館でのボランティア
今日から京都で日本語ボランティアを始めました。これまで、大学という環境でしか教えたことがなかったのですが、京都というユニークな町で新しい出会いが出来ればと始めました。場所は京都国際交流センター。午前中と午後の授業を見学。どちらも10人弱の学習者とほぼ同人数のボランティアが来ていて、あらゆるレベルを殆ど1対1で教えています。続けて来る人もいれば、その日限りの人、今日来ても来週は来ない人、旅行で興味半分で来る人もいるそうです。ボランティアの先生は熱意と愛情で教えている人、何か役に立ちたい、学びたい、知り合いたいという人が多いようです。
午後のクラスで印象的だったのはMさんとペアを組んで学んでいた看護師で中国人のYさん。来日3年目で日本語学校でも日本語を学び、日本で看護師の資格を取り、現在は病院で介護士として活躍しているという頑張り屋さんです。年配の人相手だからおじいさんおばあさんの日本語表現を理解しなくてはいけないのが難しいそうです。日常の仕事や生活の話をしながらMさんは発音や話癖になってしまった「の」挿入を丁寧に注意していました。「あの時」の使い方エラーから「その時」についても説明。的確な説明でした。元本屋さんのMさん、きっと働きながら本を手に取り日本語について学習したのかもしれません。
当日誰が来るかどんな人が来るか、何を学びに来るのかを蓋を開けてからその場で判断、一時間半で学習を提供するのは並大抵の事ではないと思いました。
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