2023年1月14日土曜日

1/5/2023

 あっという間に年が明け、今日はもう5日です。

令和5年卯年、明けましておめでとうございます。お正月の寒い朝、あまり学習者も集まらないのではと思っていましたが、いつものCさんが来てくれました。用意してあった1月1日の京都新聞から「漢字でおめでとう。兎と亀にもストーリーが。」という記事を読みました。

兎にはどんなイメージがあるか。

兎に関係した漢字熟語はそのイメージを反映しているか。例えばどんな漢字語があるか。 

それぞれの漢字語の意味は?

悪い意味の言葉ばかりか。

どんなときに使うか。

イソップの兎と亀はどんな話しか。

亀甲文字とは何か。

亀甲文字は何にどのように使われたか。

「兆」が入った言葉にはどんなものがあるか。どんな意味か。

「逃げる」という漢字にはどんな意味が含まれているか。

Cさんは大晦日には知恩寺の数珠廻しと除夜の鐘を体験し、友だちもできたそうです。そして新年は下鴨神社で初詣をし、おみくじは大吉をひいたそうです。今年はきっとCさんにとって飛躍的な良い年になることでしょう。


2022年12月16日金曜日

12/15

  今年最後の木曜午前クラスです。来年は2023年令和5年卯年です。

 寒い朝にもかかわらず18人の学習者が集まりました。中国、フランス、アメリカ、フィリピン等の国々の方です。新聞を読むグループに来たのはいつものCさんと新しく中国内モンゴルから来ている留学生のLさん。自分は内モンゴル地区の東北部の出身なのでモンゴル語は話せないとのこと。国際留学生として7月に来日し、現在京都大学大学院農学部の博士課程四年生だそうだ。植物の栄養学専攻。

 今日は先日発表された「今年の漢字」についての京都新聞の記事。 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/936590  1年を象徴する漢字を毎年選んでいる事を紹介。では、自分の1年を振り返って象徴するような漢字を選ぶとしたらどんな漢字を選ぶか質問する。Cさんは日本に来て本当に楽しいから「楽」、Lさんは勉強をいっぱいしているから「学」を選んだ。

 「象徴する」とはどういう意味か。「代表する」に似ている。違いは何か?象徴はぱっと目に浮かぶような感じ。日本の天皇が「日本の象徴」と言われていることを紹介した。記事タイトルには「侵攻・物価高」とある。具体的にどういうことかを説明してもらう。ロシアとウクライナの戦争、生活面では物価高・円安との戦いだ。あまり良い意味がない。記事を読み進める内に、サッカーや冬季オリンピックの「熱戦」も意味に含まれていることを知る。大きな和紙に墨で書かれたことから「和紙」について紹介する。その後、和の付く言葉を考えてもらった。和食、和菓子、和室、和服などなど。その後、 これまでの「今年の漢字一覧」を見て、過去に選ばれた漢字と選ばれた理由を考えた。

 少し時間の余裕があったので再び「凡語」を読む。小説・パチンコについての記事。読み終える時間はなかったが、社会のマジョリティーとマイノリティーについて少し考えることができた。

 みなさん、お疲れさまでした。たくさん一緒に勉強しました。私も一杯学びました。感謝!

今日使った言葉: 世相、清水寺、侵攻、直撃、物価高、反映、影を落とす、熱戦、僅差、緩和、銃撃戦、貫首、恒例、絶賛、貧困、余波、生い立ち、マイノリティー、頬を濡らす、偏見

 

 

 

2022年12月15日木曜日

 12/8

 ココカ日本語教室はあと二回で冬休みに入ります。岡崎周辺にも旅行者が戻ってきたものの日本語教室は以前のように多国籍学習者さんの参加はありません。

 今日京都新聞の記事を読んだ人たちは全部で4人でした。いつものRさん、Cさんに加えて 中国重慶市から京都大学大学院で政治学外交史を専門としているCさん。大正時代の中国と日本の外交について研究しているそうです。もう一人はハンガリーから1年のワーホリで来ているNさん。2ヶ月前から京都にあるシェアハウスに住んでいるそうです。

 今日の記事は12月8日京都新聞「凡語」と12月5日の記事「巫女さん正月へ練習・北野天満宮学生ら言葉遣い学ぶ」の二つでした。

 「凡語」の出だしは「京都は水でできているー。」これはどういう意味なのだろうかをみんなで考えました。水がいっぱいあるーどこに?ー地面の下ー何に使う?ー生活、産業、物を作るー京都の有名な食べ物は何だろう?−豆腐などと謎かけしながら話しました。その昔、京都に地下鉄ができたときの話も少しした後、記事を読み始めました。記者は新幹線が京都まで来るのは反対なようだけど、反対しても新幹線はできるだろうとRさん。できれば自分は乗ってみたいと。とても論争を招く記事でしたが、学習者は色々な日本語の表現を学びました。「育む」「光より影が濃い」「待ったの声」「見極める「がらがら」「水を差す」など。もう一つの記事はもうすぐお正月。神社がその準備を始めているという短い情報記事でした。

今日使った言葉:巫女、初詣、授受、祈とう、緋袴、立ち振る舞い、三が日、 公募、神職、本殿、七五三、晴れ晴れ、碩学、盆地、育む、全長、貫く、延伸計画、残土、地元負担、そこかしこ、世論調査、推進、共有林、環境影響効果、評価、地権者、輸送、見込む、在宅、激減、見極める、追い詰める、在来線、水を差す

  

2022年12月2日金曜日

12/1

  あっという間に12月に入ってしまいました。今日から京都の気温はかなり下がりはじめました。朝晩の外気はひんやり。明日からはもっと冷え込むようです。

  今日集まったのは11人。殆どが中国からの学習者さんでした。新聞を読むグループはいつものRさんとCさん。今日用意したのは昨日の京都新聞から「病に向き合う想像力、切実な願いや悩み、人々と共有」という記事を読みました。

 まず、「絵馬」という言葉を知っているか、どこで見るか、何か、どんなことを願うと思うか、絵馬に願いを書いたことがあるかなど二人に話してもらいました。絵馬の起源は8世紀頃にまで遡るそうです。なぜ「馬」のえが書いてあるのか、時代によってどのような移り変わりがあったか、どのようなことを当時の人々は祈願したのかなどを学んだ。現代になってどのような変化があるかも考えた。

 アメリカでも中国でも個人的な願いを共有するという事はないそうです。Cさんが絵馬に願いを書くとしたら 「安全で、無事卒業できますように。」Rさんは「元気で美味しいものが食べられますように。」だそうです。

今日使った言葉:切実、悩み、共有、祈念、境内、縁結び、著書、地層、墨、神聖視、木彫り、奉納、色彩、画題、事典、画工、絵柄、病む、疾病、平癒、語呂合わせ、内臓、疾患、簡略化、収集、郷土史、飯、控える、災厄、簡素、詳細、

 

2022年11月17日木曜日

11/17


  紅葉シーズン真っ只中。今日もKokoka周辺は観光客でいっぱいです。Kokokaまで東大路通りから歩いて10分ほどですが、何とも明るい照明で照らされているようでした。

 今日集まった学習者の方々は16人。中国、韓国、フランス、マレーシア、台湾、アメリカなどの国々からでした。この新聞記事を読むグループはいつものRさんとCさん。Rさんは歴史の知識もあり漢字もがんばって学習しています。Cさんは将来日本語教師を目指しているだけあって、記事をすらすらと読みこなします。今日、3人で読んだ記事は11月16日の京都新聞 から「御池と釜座」京都政界辞典でした。

 京都の通や町の名前はなかなか日本人でも難しいところがあります。私も京都人ではないので「釜座」を「かまんざ」ではなく「かまざ」と読んでいました。この通りにお茶の釜屋さんがたくさん集まっていたのだそうです。今日の記事はその話ではなく「隠語」としての「釜座」です。京都の政界では「御池」というのは「京都市役所」のこと、「釜座」というのは「京都府庁」のことだそうです。私も色々と勉強になりました。東京では「永田町」といえば「政界」を意味するのと同じで、業界用語のようなものです。アメリカにも、中国にもたくさんあるようです。中央政界と京都政界の「隠語」を確かめ、どんなときに現れ、どのように使うかを学びました。

今日使った言葉:〜を指す、中央政界、〜にちなむ、隠語、耳にする、同様、庁舎、正面、眺める、批判的、邪魔をする、飛び交う、選(挙)対(策)、やゆ、広報誌、配布、〜ぐるみ、対立候補、表沙汰、幹部、街頭演説、暗に、促す、発覚、票、とりまとめ、中立性、懲戒処分、幕引き、人口密度、殺到する、鎖国、幕開け、由来、路地、




2022年11月12日土曜日

11/10

 先週11月3日は文化の日。Kokokaのオープンデーでもありました。来場者は7000人以上だったそうです。そして、いよいよKokoka周辺も秋の色で包まれ、急に華やいできました。観光客も増え、岡崎も人であふれかえっています。

今日の参加者は先週に続いて中国のCさん、中国内モンゴルのEさんです。今日読んだ記事は京都新聞文化会議ソフィアから『「はんなり」時代にも残そう』 でした。まず「消滅危惧言語」について話しました。世界中の先住民族の言葉が段々消えていること、日本では8言語が消滅危惧言語に登録されていますが、良く聞くのが「アイヌ語」でしょう。文化・言語の同化政策のこと、NZのマオリ語が国策として再生のサポートをしていること等を話し、記事を読みました。Cさんが河南語と広東語のの状況、Eさんが幼稚園・小学校で内モンゴル語の授業がされていたのがこれからはかなわないこと等を話してくれました。

消滅危惧言語ではなくても記事によると京都ことばの「はんなり」や「まったり」という言葉も最近ではあまり聞かなくなり、使う人も少なくなってきたということです。言葉は変化するといっても、生活環境やライフスタイルの変化によって「ある状況や気持ちを表すのにぴったり」という数々の言葉が回りから消えていくのは寂しいものです。

今日使った言葉:消滅危惧言語、指す、危ぶむ、同化政策、採択、相まる、継承運動、行う、安泰、御所ことば、上品、形容、授かる、海の幸、知るすべ、等しい

受け身形

取り上げるー取り上げられる 消滅の危機と保護が盛んに取り上げられる。

行うー行われる                         危機言語の保存・継承運動が行われる。

 

2022年11月11日金曜日

10/27

 そろそろ京都も秋の彩りで輝くような環境になり始めました。秋の気色といえば曼殊院ちかくにある武田薬品の薬草園。私は二度ほど行ったことがあるのですが、予約をして許可がないと入れません。今年も年に数回しかない見学会を実施していると京都新聞にでていました。是非学習者の皆さんに行ってほしいところのひとつです。

今日は、京都新聞「地域プラス」に出ていた「栽培3000種、地道さこそ希望」という武田薬品薬草植物園についての記事を読みました。今日の参加者は先週と同じRさんとCさんです。

記事の理解で難しかった点は、京都にある薬草園に日本文学研究者のロバート・キャンベル氏 が訪れたことの関連性、小笠原諸島の希少植物の保護と東京大学、環境省の関係、雲ゲ畑の希少植物と武田薬品薬草植物園の関係、さらにキャンベル氏の若い人たちへの期待など、あまりにも位置情報の差、専門職がどう薬草に関わっているかなど多くのインフォメーションがあったため全体的な記事の目的が把握しにくかったようです。もう少しウォーミングアップで整理してから読み始めるべきでした。記事が少し長かったことも反省。

今日使った言葉:境内、隣接、由来、創出、地道、栽培、絶滅危機、こつこつ、感銘、営み、取り組み、古典籍、精緻、挿絵、担う、立ち向かう、足跡、実利、実益、公益、指摘、育む、保全、軽減、狙い、縮図、生涯、示唆、行方