今日も暖かい春の1日。鴨川沿いを自転車で走ると枝垂れ(しだれ)桜が咲き始め気持ちのいい季節です。走っていて心の中で「しあわせ〜!」と叫んでいます。
今日の参加者は先週に続いて来てくれたカナダのKさん、そして香港のCさんです。Kさんは新しい転勤先が決まって静岡に引っ越します。寂しくなりますが、彼女にとって京都は日本のホーム。浜松のそばなので 新幹線で週末は帰って来たいと言っていました。Cさんは2019年の3月に来日。日本語学校で勉強中。N1を受けて合格。現在求職中(きゅうしょくちゅう)。ITエンジニアの仕事は東京に集中しているそうです。香港は空気が悪く健康状態があまり良くなかったのだそうです。でも、京都に来てから空気のいい環境で 生活しているので健康状態が良くなりました。最近は黄砂(こうさ)が飛んできて山も霞(かす)んで見えるのが気になりますね。
昨日は同性婚(どうせいこん)を認めないのは違憲(いけん)だという判断を日本で初めてしたというのが大きなニュースでした。札幌地方裁判所が「合理的な根拠(こんきょ)を欠いた差別的な扱いだ」と法の下の平等を定めた憲法(けんぽう)14条に違反するという判断をしました。そこで、今日は京都新聞の記事を少し読み、同性婚について話し合いました。G7の中で同性婚を認めていないのは日本だけです。中国もアジア全般ではまだまだ伝統的な考え方が強くて、なかなか変えることができない、これから何年か先には変わるかもしれないと思うとの考えでした。カナダでは少し前までは同性がキスをしたり抱き合っているのを見ると変な目で見る人が多かったですが、今は宗教より人権のほうが重視されて来たので普通のこととなりつつあると言っていました。法も時代に合ったものに変えています。京都ではやっと「パートナーシップ証明書」というのが発行され、少しだけ同性の人たちの生活が認められるようになりました。
時代が変わることで法律も変わることから国際結婚による国籍法も変わったのだという話もしました。若い人たちのパートナーとの生活、結婚観など、この半世紀でずいぶん変わって来たなと思いました。
来週で今年度のKOKOKAも 終わりです。1週間休んで4月は8日から新年度が始まります。
今日使った言葉:黄砂(こうさ)、町医者(まちいしゃ)、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)、良薬(りょうやく)は口に苦(に)がし、青汁、固定観念(こていかんねん)、神道、仏教、キリスト教、少数派、欧米(おうべい)、人権(じんけん)、大々的(だいだいてき)、憲法(けんぽう)、#条(じょう)、幸福権(こうふくけん)、損害賠償(そんがいばいしょう)、婚姻(こんいん)、自治体(じちたい)、配偶者(はいぐうしゃ)、永住権(えいじゅうけん)
気をつけましょう:
保険が効(き)く