京都は初雪が観測され、市内でも冷たいみぞれが降る一日でした。そんな中、YさんもHさんも元気に来てくれました。
先週、お年玉年賀葉書について話していたのでYさんが葉書の住所を書く場所やメッセージを書く場所について質問してきました。日本に住んでいない限り年賀葉書は書かないからでしょう。イスラエルの 新年、ロシャシャナでも同じようにカードを送り合います。特に身近な家族、自分のお母さんにも送るそうです。日本でも親戚・友人に送りますが、お世話になった人によく送ります。Hさんが言うには中国では日本のお正月に当たるのが「春節」ですが、最近紙媒体で葉書やカードを送らないそうです。メールやネットを利用してデジタル化しているとか。
先週のPNSの後はみんなでランチを食べ、二人はシルクロード展へ行きました。京都文化博物館で催されていてます。有名な「敦煌」 がHさんの地元にあるので、シルクロード展ではHさんがYさんにたくさん説明してくれました。明治時代に龍谷大学の創設者大谷光瑞師が探検隊ともに中央アジアに行き、敦煌・トゥルファンなどで、多くの仏教に関する文献や美術品を発見しました。日本の多くの人たちがシルクロードに思いを馳せていますね。私も、昔NHKのシルクロードの旅番組を毎週楽しみにしていたのを思い出します。
今日は先週読めなかったノーベル平和賞授賞式でのスピーチから一部抜粋して読みました。
・原爆が投下された市は?
・被団協の田中氏が原爆被害者として語った経験は?
・驚愕とは?体は?顔は?心はどうなるか。
・「奇跡というほかありません」を他の言い方で。
・核抑止論とは?
・原爆被害者が望んでいる事は何か。
・「〜たりとも」「直ちに」とは?
・核兵器の非人道性を感性で(?)受け止める」とはどういう意味か。
・被団協の人たちが世界中の人たちに呼びかけていることは何か。
・核兵器のない世界、戦争がない世界は可能だと思うか。
特にYさんの国も戦時下で家にいてもいつもミサイルが上空を飛んでいく恐怖はHさんも私も経験がありません。花火の音でも戦争にすぐに繫がるとその恐怖を語ってくれました。多くの人が戦争がない世界を望んでいるのになかなか叶えられません。これまでも、これからも人類の大きなチャレンジとなるでしょう。