今年最後の木曜午前クラスです。来年は2023年令和5年卯年です。
寒い朝にもかかわらず18人の学習者が集まりました。中国、フランス、アメリカ、フィリピン等の国々の方です。新聞を読むグループに来たのはいつものCさんと新しく中国内モンゴルから来ている留学生のLさん。自分は内モンゴル地区の東北部の出身なのでモンゴル語は話せないとのこと。国際留学生として7月に来日し、現在京都大学大学院農学部の博士課程四年生だそうだ。植物の栄養学専攻。
今日は先日発表された「今年の漢字」についての京都新聞の記事。 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/936590 1年を象徴する漢字を毎年選んでいる事を紹介。では、自分の1年を振り返って象徴するような漢字を選ぶとしたらどんな漢字を選ぶか質問する。Cさんは日本に来て本当に楽しいから「楽」、Lさんは勉強をいっぱいしているから「学」を選んだ。
「象徴する」とはどういう意味か。「代表する」に似ている。違いは何か?象徴はぱっと目に浮かぶような感じ。日本の天皇が「日本の象徴」と言われていることを紹介した。記事タイトルには「侵攻・物価高」とある。具体的にどういうことかを説明してもらう。ロシアとウクライナの戦争、生活面では物価高・円安との戦いだ。あまり良い意味がない。記事を読み進める内に、サッカーや冬季オリンピックの「熱戦」も意味に含まれていることを知る。大きな和紙に墨で書かれたことから「和紙」について紹介する。その後、和の付く言葉を考えてもらった。和食、和菓子、和室、和服などなど。その後、 これまでの「今年の漢字一覧」を見て、過去に選ばれた漢字と選ばれた理由を考えた。
少し時間の余裕があったので再び「凡語」を読む。小説・パチンコについての記事。読み終える時間はなかったが、社会のマジョリティーとマイノリティーについて少し考えることができた。
みなさん、お疲れさまでした。たくさん一緒に勉強しました。私も一杯学びました。感謝!
今日使った言葉: 世相、清水寺、侵攻、直撃、物価高、反映、影を落とす、熱戦、僅差、緩和、銃撃戦、貫首、恒例、絶賛、貧困、余波、生い立ち、マイノリティー、頬を濡らす、偏見