京都はずーっと暑い暑い猛暑日が続いています。雨も降りません。涼しい日がやってくるのでしょうか? 来週、再来週とまた日本語スペースをお休みしなくてはいけません。次回は9月の第二週目から始めます。その頃には少し猛残暑が平年並みの残暑になりますように。
初級の日本語
今日もAさんとJさんが元気な顔を見せてくれました。 先週五山の送り火の時にあったSさんについて話しました。
SさんはMさんと私たちの家をたててくれた建築家(けんちくか)です。とても元気な方(かた)で 去年退職(たいしょく)しました。コンピューターの時代に計算(けいさん)もすべてアナログでした。今の私たちの脳(のう)はSさんのようにはまわりませんね。
しつもんがありました。
・Q:マンションとアパートのちがいはなんですか?
ーたいていマンションはたてものが大きくてたくさんへやがある、
ーアパートは小さめでへやかずも少ない、 はっきりとしたくべつはないでしょう。
・さいきん、「断捨離(だんしゃり)」ということばがはやっていますよ。
ーMさんのマンションにも断捨離のものがたくさんありました。でも、Mさんのものをもらったら私たちのアパートはいっぱいになります。私たちは断捨離できません。
・Q:今朝(けさ)は何をしましたか。
ー朝ごはんをつくったり、コーヒーをいれたりしました。
ーシャワーを浴(あ)びたり、ドレスにスチーム・アイロンをかけたりしました。
・Q:デンキのハミガキを使っていますか。
ーAさんはPの先(さき)がみじかいのを使っています。
ーJさんは先のながいのを使っていいます。でも、ほんとうはみじかい方が好きです。
ーじゃ、たんじょうびのプレゼントにしましょう。
ーPのはよくこわれます。でも、 5年のほしょうがありますから、こわれたら、かえせます。
大学の英語クラスは男の人がすごくおおいです。でも、じょうきゅう クラスになると、女の人がおおくなります。学生はみんな英語のクラスを4つとらなくてはいけません。
日本の英語きょういくもむかしとはずいぶんかわってきたようですね。英語がじょうずに話せる人がふえるといいですね。もちろん、英語だけじゃなくてほかの外国語もです。
今日はJさんのたんじょうびをちょっと早くおいわいするためにYさんとHさんが早くきてくれました。小さいサプライズのおいわいをしました。
Yさんが自作(じさく)のチャームをプレゼント。マドレーヌとチーズタルトでおいわい。
気をつけましょう:
・〜たり〜たりします
友だちにあったり、いっしょにごはんを食べたりします。
ラジオたいそうをしたり、ニュースを見たりします。
・〜なくてはいけません(〜なきゃ)・〜なくてはなりません(〜なくちゃ)〜ないといけません(〜ないと)
・毎日、はをみがかなくてはいけません。
・今日の午後は、しごとに行って、買い物(かいもの)をして、せんたくしなくてはなりません。
・そうだ、友だちにメールを書かないといけませんね。
上級の日本語
Hさんは今週福岡に行くそうです。友達と福岡で合流するそうですが、Hさんは中国地方を電車で回りながら、福岡へ。福岡で2泊の予定。福岡は中国との貿易・交流が盛んなところだったので、博物館や美術館を見るのを楽しみにしています。また、先週友達が失恋したので毎日慰めたり、いっしょにご飯を食べたりしました。でも、友人の関係でいい人にも会えました。
Yさんは依然として腕の問題があり、補助器具がうまく使えるよう業者の人と器具の調整をしているそうです。今週は業者が日本語教室まで出向いてくれて、絵を描くときの上下左右の動きをチェックして、どうすれば腕に負担が掛からず動かせるか見てくれました。
今日の記事は京都新聞デジタル版8月20日の記事です。「京都市右京区の私立大学・文部科学省は余計なお世話 学長が高等教育の現場に苦言呈する理由は」という記事です。
・記事のタイトルが言おうとしていることは何か。
・日本の大学はどのように変化していると言われているか。
・この変化に対して京都や滋賀の大学が取り組んでいることは何か。
・前田学長が苦言を呈していることは何か。また大学はどんな場所でありたいと言っているか。
・キャップストーンプロジェクトとは何か。
・当大学の工学部に入るには英語力についてなんといっているか。
・日本の大学にとって必要なことはなんだと言っているか。
・高校生に向けてこの大学が提言していることはどんなことか。
Yさんによるとイスラエルでは技術がないと仕事ができない。どこの大学を出たかは問題ではなく自力で技術を習得する人が多いそうです。
今日使った言葉:合流(ごうりゅう)寄付(きふ)節目(ふしめ)
気をつけましょう:
・〜がち=〜する傾向にある
ー彼は授業に遅刻しがちです。/いつも体型を気にしがちだ。/あの人はちょっとしたことで起こりがちだね。
・〜ごたえがある。
ーこの本は読みごたえがありました。 食べごたえのある弁当だ。