2023年1月14日土曜日

1/12/2023

 そろそろお正月気分も終わり始め、今日の寒い日に19人の学習者が来てくれました。アメリカ、フィリピン、フランス、中国、オーストラリア、ベルギー、香港、韓国、台湾からの方々でした。

 いつものCさんとしばらく顔を見なかった Rさん、それに中国四川省からからのTさんの3人で京都新聞今日の「凡語」と11日の「なぜ継母はきつく当たるか」という記事を読みました。

 Tさんは中国四川省の出身。通信販売でレザークラフトの材料を売るお仕事をしています。日本に来たきっかけは日本文学が大好きで、芥川など読んだことがあります。

 今日の「凡語」は卵について。

 目玉焼き、親子丼、オムライスに共通する食材はといえば「鶏卵」ですね。それが最近値上がりしているという話しです。ウクライナ危機だけが原因ではなく、鳥インフルエンザによる殺処分が大きな原因だそうです。

 ここで使った言葉:丼、万能選手、寒卵、滋養に富む、珍重、消費、まかなう、価格変動、優等生、異変、上昇、高騰、殺処分、渡り鳥、やむを得ない、徹底、供給、品薄、胸が痛む、高値、ほっこり、せめて 

 次に読んだのは「前向きに生きるレッスン、なぜ継母はきつくあたるのか」という記事です。あまり難しい記事ではなかったので三人ともすらすらと読めました。しかも、シンデレラの話はどの国の人でも知っていることから、内容的には難しく感じられなかったのでしょう。エンパシーとシンパシーの話しで、この多様化・多文化社会を生きる上でエンパシーを育てることが大切ではないかということでしょう。文中の質問「なぜ継母はシンデレラにきつく当たったのか」ではそれぞれ面白い考えが出されました。

・シンデレラの美しさに嫉妬したから。

・自分が不幸だからやきもちをやいたのでは。

・シンデレラの若さが羨ましかったから。

・自分の娘たちが醜かったから。

もう一つ「なぜ犬や猿がきびだんごひとつで危険な鬼退治に付いていったか」でした。これは桃太郎のお話をみんなで復習してから話しました。

・たぶん鬼退治に一人で行くのが大変だろうからかわいそうにおもったのだろう。

・きっと宝物がいっぱいもらえるという下心があったからではないか。

ここで使った言葉:シンパシー、エンパシー、同情心、共感力、知恵、価値観、事態、多様化、片方、有意義、嫉妬心、命をかける

 


 

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