上級の日本語
京都は例年よりも更に暑くなり、毎日が熱暑、猛暑。久しぶりに顔を合わせた参加者、IさんとKさんはこの暑さにもめげず元気。Rさんは論文最終段階のためお休み。
今日はゲストに鍼灸師のI先生に参加して頂きました。上級クラスは中国からの留学生なのでぽろっと出るI先生の中国語に大変流暢とのコメント。中国には学生の時から20数回訪れ、留学までされた方ですので、すんなりと日本語会話スペースに入る事が出来ました。
今日は京都新聞7月29日の記事から「京都府南部で数千万円の金が一夜で飛ぶ花火大会 なぜ続ける 懐かし府内最大の大会なくなっても」です。
・風物詩とは? 夏の風物詩と言えばどんなものがあるか。
・宇治川花火大会は今年も行われるのか。
・京都府の今年の花火大会の予定は?
・花火大会を行う場合、どのような事が問題視されるか。
・城陽市、木津川市、笠置市が今年も花火大会を行う理由はそれぞれ何か。また、住民の理解を得るためそれぞれどんな工夫をしているか。
I先生の趣味のひとつが俳句。「花火」は夏の季語である事、また「俳句歳時記」、季語だけが載っている・風物詩が入っている辞書を紹介してもらいました。これは俳句を詠む人が使う辞書だそうです。最近は若者が少しずつ増えていて、声に出して読んだりメロディーを大切にするようになったということも話されました。
一方、日本では中国の李白、杜甫の五言絶句など高校で少し習います。Iさんの出身地安徽省に李白の墓があり、地元の人たちが大変誇りにしているのだと話してくれました。
俳句には中国の文化がたくさん入っていて、七夕も夏の季語。中国を尊敬している事の表れですね。今、ネットや雑誌、句会も日本中にあって、多くの人々が参加しているそうです。
花火と金魚を詠んだ俳句を紹介してもらって、俳句の風景を話し合いました。
遠き闇 終の花火と 知らで待つ (野澤節子)
踏切を いってき濡らす 金魚売り
中級の日本語
上級とおなじように今日の参加者SさんとAさんが自己紹介(じこしょうかい)をしました。
ゲストのI先生にも質問しながらどんな人かを聞きだしました。途中でここの住人(じゅうにん)のNさんが参加。Nさんは日本語がはなせません。それで、Aさん、Sさんが英語に通訳しながら何とか会話に入ってもらいました。
Nさんはチェコ人、京都に五週間いる予定で、その後、まだ予定は決めていないけれど、フィリピンやハワイなどに行くかもしれないそうです。京都に土曜日の夜つきました。チェコからドハで乗換え15時間かかりました。まだ時差ボケで時間に間に合わなかったとあやまっていました。京都へは友だちの紹介(しょうかい)で、どんなに暑くても京都に行く価値(かち)があるといわれました。デジタル・ノマッドのビザで来ています。
Nさんの次の訪問についてSさん、Aさんがオーストラリアはどうか聞きました。でもオーストラリアはサメやヘビなどこわい動物がいるので考えたくないとの事。その後、へびの話が広がりました。日本の山・いなかではまむし、おきなわでははぶに気をつけなくてはなりません。オーストラリアではカーペット・スネークというのが家の中まではいってくるそうです。小さなネコは気を付けなくてはいけませんが、人間には害(がい)がありません。 それにしても家の中に入ってくるのは困りますね。
Sさんは先週、二条城のライトアップを見にいったけれど、とても小さいイベントでがっかりしたそうです。Aさんは週末、建仁寺のイベントに行ってみます。みなさん、暑くても精力的(せいりょくてき)に京都を楽しんでいますね。
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